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昨日は、萌えの街でデジカメを購入。
安くて画質のいいのを、と目論んだけど、そんな旨い話が転がってるわけもなく、まして値段・機能・デザインの三点セットが揃った商品なんてのは、当然のようにありませんでした。
おかげで選ぶのにエライ時間がかかってしまった。
さて帰りに立ち寄った本屋にて、
同志社編『新島襄の手紙』(岩波文庫、2005年)
をちょこっと立ち読み。
同志社編『新島襄の手紙』(岩波文庫、2005年)
をちょこっと立ち読み。
「新島→○○宛」の手紙のうち約100通ほどを抽出、嬉しい解説文付き。
木戸さん宛ての書翰も1通だけ収録されていました。
新島のアーモスト大学時代の恩師・シーリー教授が、来日を希望しているので紹介状を書いてくれないか、という内容。
新島のアーモスト大学時代の恩師・シーリー教授が、来日を希望しているので紹介状を書いてくれないか、という内容。
頼んでいる割には内容が具体的で、曰く、紹介状はアーモスト留学中の来原彦太郎君に送ってくれれば彦太郎君からシーリー教授に手渡します、彦太郎君の住所は○○○です、と、その後の周旋までバッチリ(笑)
というか、新島氏は何処で彦太郎君が木戸さんの甥っ子だと聞きつけたんでしょう。
教授はその後来日して、新島民治氏(襄の御父さん)にも面会してるそうですが、木戸さんの紹介状のお蔭なのかどうか。。(笑)
新島→徳富猪一郎宛書翰もぱらぱらと斜め読み。
数通収録がありましたが、単なる師弟関係以外に、新島家と徳富家(横井家)の家族ぐるみの付き合いがあるようで、一緒に旅行なんかもしてるみたいでした。(でも考えてみたら、たしかにキリスト教繋がりなんですね。)
びっくりしたのが、徳富家次男の健次郎君(蘆花)の結婚問題に介入している手紙。
健次郎君は同志社に再入学を果たした18歳のころ、同志社女学校生徒の山本久栄嬢と知り合い結婚まで考えるも、新島氏と伊勢(横井)時雄氏がこれに反対したそうです。
伊勢時雄は小楠遺児で健次郎の従兄弟、また新島と山本嬢は叔父姪の関係にあるので、要するに両家双方から反対された悲惨な状況。。
新島さんは「一少女のために」前途有望の青年が道を踏み誤るべきではない、と言うんですが、久栄さんも所詮は女だと侮っているのか、それともホンネは、健次郎なんかに大事な姪をやれるか!なのか、どっちにしてもいささか失礼な意図を感じるのは気のせいでしょうか?
健次郎君にしても、えらい繊細で優柔不断な少年で、破談と決まった後で「やっぱり京都に行く・・・」(たぶん久栄さんに会いに?)とか言い出して、「何時までもそんな優柔不断な性格では社会に出て大器になるわけもない」と新島の叱責を食らってました。そんで、やっぱり助言の通りに(東京に?)帰ることにします、と新島に告げたそうです。
健次郎君にしても、えらい繊細で優柔不断な少年で、破談と決まった後で「やっぱり京都に行く・・・」(たぶん久栄さんに会いに?)とか言い出して、「何時までもそんな優柔不断な性格では社会に出て大器になるわけもない」と新島の叱責を食らってました。そんで、やっぱり助言の通りに(東京に?)帰ることにします、と新島に告げたそうです。
帰宅後に気になって”徳富蘆花”をネット検索してみたら、やっぱり帰郷後に遺書を認めていたらしい。というか、もっと若い頃に自殺未遂をしかけたこともあったようなんですが・・・。う”ーあ”ー・・・・・・。
新島の手紙を読んで、かつて読んだ蘆花の短編を猛烈に思い出しました。
『青山白雲』という短編集に収められた「夏の夜かたり」という作品。(粗筋反転)伝道師で松井という青年が、繊細な性格ゆえに鬱病を患い、恩師の勧めで実家を離れて保養地に赴く。そこで「きみ子」という若い女性と恋に落ちるが、恋愛に現を抜かしすぎて実母の死に目を逃してしまう。松井は後悔の念に苛まれた挙句、将来を嘱望されていながら愛した女性も人生も手放してしまう。
読後はいろんな意味で「若いなー・・・・・・」って思った一方で(失礼)、やけに身に迫るリアルさを感じて、もしかしてホントに友人の体験談なのかな、と勘繰ったんですが、新島氏の手紙読んだ後じゃ、もう主人公は蘆花がモデルとしか思えません。
噂では『黒い目と茶色の目』という小説が、より露骨に蘆花の自伝的小説になっているらしいので、ぜひ読んでみたいです。
↑参照「同志社ナビ」
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HN:
かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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