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八雲氏が贔屓にした、焼津の民宿の御当主が語る、思い出話。
By「太陽」68'12月号。
「いろいろ思い出話もございますが御承知のように先生は虫を殺すのが大変八釜しいお方でして、此の辺の波うちぎわで子供がカニをつかまえていると、かわいそうに、と言って大へんとがめたものでございます。お帰りのときは、そのカニを、よくおみやげにして東京へ持って行かれたものでございます。」
・・・これはツッコミ待ちなのか?そうなのか!?!
小泉さん的には、かわいそうなカニとそうでないカニがいたのかな。
謎だー。
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蘆花の『小説 不如帰』を読了しました。
以前から気になってたので、読み終わってほっとしました。
古本店舗で、必ず目に入るんですよね、この小説。蘇峰本を探しているとき、「・・と・・とくとみ・・・ありゃ惜しい、徳富蘆花?」というのが、蘆花との最初の出会いでした。蘆花自身に知られたら殴られそうな話ですが。
近デジをフラフラしてたら、思わぬ拾い物をしました。
谷壮太郎著「掌中東京名所図会」東京旭昇堂、明治14年
ぎゃああピンポイントきたー!!
明治初期の「東京」(←これ大事)ですよ!
もちろんばっちり版画図入り!!
ああもう、漸くニーズに応えてくれる本と巡り会えました。。
あとは官庁舎が収録されてることを祈るのみ。
あわよくば木戸邸sも。(欲張りすぎ)
まだ初っ端しか見てませんが、皇居の「二重橋」が扉絵でした。
二重橋の呼称は諸説あるらしく、ネットの海を泳いだら、
2つあるうちの後ろが二重橋だ、とか、
ふだんは眼鏡橋と呼ばれている橋がじつは二重橋だ、とか、
いや2つ橋があるから二重橋だ、とか、
諸説見受けられたのですが、この扉絵で見るかぎりでは、橋が2つで二重橋、に見えました。どっちの橋も似たような木橋だし、版画の構図的にも、両方の橋に画面の焦点が合っているっぽいし。
それともまさか、この時代からすでに、一般市民は二重橋の何たるかを知らずに好き勝手呼んでたとか、そういうオチなんでしょうか。
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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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