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設置者の設置者による設置者のための個人ブログ。日々の徒然&木戸公愛。
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14日は実妹と義兄の、15日は義母の誕生日に当たるので、午前の家事を終えたのち、プレゼントを購入すべく吉祥寺へ出陣。誕生日祝いを選ぶのは楽しいですが、何を送れば喜んでもらえるか、毎年悩みどころです
あまりに不必要なモノや趣味が分かれるのを買うのも
NG
かな、と思いはじめると、とたんに妙な気使いが止まらなくなります。風呂好きの妹にバス用品をと考えてみても、でも石鹸て贈り物としては良くない意味があったよな、などなど、普段無い知識までもが総動員、結局無難に化粧品やらチョコレートやらに納まりました。4時間も粘ってこれはどうよと自分でさえ思った・・・

 


さて、昨日『懐往事談』に手をつけるぞ!と宣言したばかりなのに、電車の中で読んでいたのはなぜか『福翁自伝』。「福翁」は福地じゃなくて、福沢諭吉です
 どうでもいいけど福地さんと福沢さん、名前が「福」始りの外国奉行つながり。そういえば、福沢さんの親友の1人が、福地さんと役宅が隣同士だったと聞いたことがある気がします。お互いの名前やなんかはきっと知っているでしょうが、案外顔合わせる機会も多かったかも知れない

 

 

 『福翁自伝』は、読みはじめから衝撃的でした。1万円札にカシコマリ顔で納まってるあの人が、あ~んなことからこ~んなことまで(笑)、よく覚えてるなと感心するくらいぺらぺら自慢話やら失敗談やらをしゃべってくれてます。しかし完全無欠の英傑肌より、欠点だらけでもそれを隠さずさらけ出すことのできる人物のほうに好意も度量の深さも覚えるのはなにも私だけでもないかな、と。とりあえず私は、子供向けの歴史人物伝(←小学校にあったシリーズ漫画の1冊)を読んだ頃より、ずっと福沢さんが好きになりました。

 しかも福沢氏、すごい話し上手でした。読んでいるうちにいつのまにか話に引きずり込まれて感情移入してます。息子である諭吉くんの将来を親身に心配してくれながらも、自身は不遇のまま生涯を終えたお父さんを想って泣いた話は、私も思わず貰い泣きしそうになりました。
乗じて思い出されるのは、友人宛に「親父の意志」を継ぎたい、と控えめにつぶやいていた木戸さんのこと。彼もこんな風にお父さんの愛情を想って泣く事がきっとあったんだろうなと思います。
(結局木戸さんオチなのね、自分。)


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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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