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設置者の設置者による設置者のための個人ブログ。日々の徒然&木戸公愛。
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に行って来ました。そして間に合いました!
期間最終日だったけど!
閉館3時間前だったけど!(おい)


以下感想レポ。
ためになるようなことは載せてません。
会場にいたおじさんの話とかそんなんばっか。 


『明治天皇と五箇条の御誓文展』

明治神宮文化館が会場。
所在も建物の外観もわからないものの、
「とりあえず神宮に着けば案内板が出てるだろう」
と思い、まずは原宿駅から裏口のような鳥居を通る。
アレ間違いなく正面入り口じゃないな・・・。
しかし幸い一本道だったので、人波に従って歩き続けると、ちゃんと会場にたどり着くことができました。


会場玄関には、お出迎えの中サイズ(←巨大と言い辛い)垂幕が。「明治維新と五箇条の御誓文展」の文句の背景に、木戸さん、由利、龍馬、西郷などの写真。
 
おお、パンフレットには載せられてなかったはずの木戸さんの写真が、一番大きく出てるじゃないか!!(←やや主観)
ああ良かった、パンフでもHPでもあまりにスルーされてるから、ひょっとして木戸さんに一言も触れないまま展示が終わるんじゃないかとちょっと心配してたんだ。
500円払って入場。
 
 
会場入り口を入り、
まずは「五箇条の御誓文」の成立経緯を記したパネルをジロジロ。
・・お、小さい写真だけど木戸さん発見!(嬉しい)
例の蝶ネクタイのお写真。相変らず清楚でお麗しいお姿です。。


とそこに突如、観光客団体様ご一行がご入場。
即座にパネル横で説明を始めるガイドさんと、背後を埋め尽くすお客さん達に囲まれ、逃げ場を無くす。やむなく一員であるかの如くツアーに混じって説明を聞くことに。(←でも内心ラッキーとか思ってる)


ガイドさん(男性)の説明:
「えー、五箇条の御誓文ですが、その成立は決して安定したものではなく、出された当時はまだ各地で新政府軍と幕府軍との戦争が続く混乱の中での出来事でした。御誓文中の文章は、最終的には総裁きょ・・・そうさ・・総裁きょ・・

はわわ肝心なところで詰まらないでガイドさん!そこ大事だからね!一番聞かせて欲しいとこだからね!(無駄に手に冷や汗を握る私)

「・・・・・・えー総裁局顧問、木戸コウインが
そうきましたか!

見渡すとお客さんはどなたもご高齢の方ばかり。
私の祖父母も普段「コウイン」で呼んでます。でもガイドさんご自身は結構お若い方だったので一瞬驚きました。そうか、今でもその呼び方で通じてるんだなあ。

その後は淀みもなく説明を終えたガイドさん、ご一行を引き連れ5分後には会場を後にしていました。うーん、スピーディー。
(つか・・・言い間違えたの木戸さんのとこだけ??)


さて、時間が余りある私は、ゆっくり見学を続行。
すると次に会場に現れたのは初老のご夫婦。
やけに声の大きかったそのおじさんは、入り口最初のコーナーに吊り下げられた坂本龍馬の垂幕を見て最初の一言。

「おっ??坂本龍馬か?」

・・・!!そうですよねえ、おじさん!私も「五箇条の御誓文展」見に来たはずなのに、なんで最初のコーナーが龍馬紹介で、横井や由利コーナーより先なのかわからんと思ってたところなんです!(inマイ心中)


おじさん:
「・・そうだよなあ、坂本龍馬が作ったんだよなあ」(*感心した声)


・・・・・・なにを、ですかおじさん。
龍馬がなにを作ったと思っておられますか。
五箇条の御誓文ですか。
全く違うとは思わないけれど、全くその通りとも頷きがたいですよ。
ためしに後ろを振り返ってみてくださいよ。
垂幕を眺めてるおじさんが今ちょうど背を向けてる場所に、
小さいけれど御誓文の成立経緯を説明したパネルがありますよ。
小さいけれど由利や福岡や木戸さんの写真入りですよ!

おじさん、パネルに気付かずに次の龍馬の写真へ。

「しかしこの龍馬ってのはいったいどんな人だったのかねえ」
と呟きつつ、感心したような笑顔をみせるおじさん。
龍馬の巨大ポスターの前で、今度は奥さんを相手に話を続けます。

おじさん:
「龍馬はね、この写真を撮ったとき、手の間を負傷してたんだよね。それで手を懐に入れてるんだ、って説があるんだよ」
奥さん:
「へええ、そうなの?」
わたし:
お、寺田屋ですか!


「ほら、あれだよ、あれ、ほら池田屋の変だ、龍馬は逃げ遅れたときにピストルでだな・・・」

おじさん惜しい!!言いたいことは分かるけど歴史変わっちゃうからねそれ?!?!(汗)!
新撰組相手にピストル振り回してる龍馬を想像して、うっかりその場で吹き出しかけました。あーあぶない。


赤の他人に会話を聞かれ突っ込みまで入れられてるとは夢にも知らず、足早に展示を見て廻るおじさんご夫妻。だって聞いてるっていうより、聞こえてきちゃうんだもん。(←いいわけ)
しかしこの頃になると、この後のヤな展開がなんだか容易に予測できて、俄かに心中に暗雲が立ち込めはじめる。だっておじさん、さっきから龍馬の話しかしてない。おまけに横井の国是12条原稿とか、たぶんこの展覧会の目玉展示じゃないのかと思われる由利の五箇条原案とか、他にも見るべきものはさりげに並んでいるのに、なんだかほとんど素通りしてるし。ああ、私のが先に見てたはずなのに、もう私より先の展示に進んでおられます。


そして残念ながらその予感は当たってました。
次に「木戸孝允」コーナーで立ち止まったおじさん、暫しの沈黙の後、大きく頷きながら納得したかのようにのたまわれました。「ああ!桂小五郎ね!」
 
さらに「なあに?」という奥様の不思議そうな声に、おじさんは予想はしてたけど最も言って欲しくなかった言葉を続けてくれました。

「この名前ならまだ分かるんだよなあ、木戸孝允だとどうも分かりにくいね」



・・・ふっ・・・残念です、おじさん。おじさんと私の間にはどうやら埋めることの叶わない海よりも深い溝があるみたい。
おじさん・・・・・・








私はなあその木戸さんの大ファンだからこの展覧会に足を運んで来てるんだああっっ!!!!!!悪いかっっ?!?!ええ悪いかああああっっっ!!!
(←誰も悪いなんて言ってない)








・・様々の地雷発言でさんざん私の心をかき乱してくれたおじさんは、ひとり疲れてる私をよそに、そのまま早足で会場を廻りお連れさんと一緒に去られて行きました。


・・・・・・さて、実は他にもブログに吐き出してしまいたいこといっぱい有るんですが、(まだあるのか)、眠気に負けたので強制終了。

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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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