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設置者の設置者による設置者のための個人ブログ。日々の徒然&木戸公愛。
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昨日家に来てくれた母の差し入れで、冷蔵庫の中身が超リッチです。母上どうもありがとう!
 
 
で、Gleanings In Buddha Fields。
引用されていた都都逸では、「朝寝」ではなく「添い寝」でした。
古い出典から採られたんでしょうか?
以下、ハーン氏の主張を超意訳すると・・・
( 誤訳の責任は持ちませんあしからず)
 
 
 
 
・私は、好奇心からこの歌を取り上げた。(略)この歌は「勤皇の歌」(song of loyalty)であり、長州の木戸によって作詞されたものである。
 
・木戸は京都で、彼の友人である西郷・大久保と共に(倒幕)計画を準備していた際に、彼の真情を托すものとして、この歌を詠んだ。
 
・歌詞の内、「三千世界の烏」は徳川幕府を、「主」は天皇を意味する。また「添い寝」の言葉には、将軍や大名らによる尚一層の介入の無い、天皇親政の実現への期待が示されている。
 
 
 
 
 
うーーーーーーん(笑)?!?なんていうか、もうすごい珍説・・・。
彼の友人」、ってフレーズも爆笑モンですが(木戸さんが聞いたら激怒しそうだが)、この歌は「勤皇の歌」である、という説には酷く吃驚させられました。
アレって、そんな真面目な歌か!?
 
常識的に言っても、主君への敬愛の念を男女の営みに例える奴って、そう居ないと思うんですが。。。ましてや真面目で繊細な木戸さんが、「殺」すだの「添い寝」だのといった際どい表現を、公事を托す為に使用するとはどうも思えません。
・・・個人的には、やはりそんなマトモな意味の歌じゃないと思います。
(ついでに言えばこの都都逸、そもそも木戸さんの作じゃないと思う。)
 
 
 
あと、木戸・大久保・西郷が京都で立てた倒幕計画って、もしや薩長同盟のつもりだろうか?だって幕末京都で3人揃うのは、あとは戊辰戦争くらいな気が。。。で、もしも薩長同盟の席であんな都都逸唄い出す奴が居たとしたら、そりゃある意味勇者だとは思うんですけどもねえ・・・
 
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プロフィール
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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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