周布さん伝所収、文久2年3月頃、奥平数馬→桂小五郎書翰。。
「麻田は依然たる麻田、豪論痛飲気魂益盛に而御座候、宍翁竹内庄兵衛も一同上着、一日一同会飲仕候、事情は丸而不申出に付、委敷麻田へ幾應も御尋可被成候」
天狗氏の名文句「麻田は依然たる麻田」に、笑いがとまりません。。
そして、周布さんの保護者はやっぱり桂さんらしい。奥平さん、「アイツがそっち(江戸)に着いたら、何度でも問い糾してやってくれ」って、桂さんに完全丸投げ。それでなくても桂さんは〇杉氏や久〇氏やら伊〇氏やら、世話の焼ける後輩の保護者役を買わされてんのに、そのうえ酒乱の先輩の面倒まで見てるとは、ああ、やっぱりこの人苦労人だわ。。
同僚から後輩に委細チクられてるとは知らない周布さんが、江戸でどんな目にあったのか、ぜひ詳しく知りたいものです(笑)
つーか周布さん、貴方4ヶ月前に禁酒宣言したばかりじゃあ・・・?
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「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」
昨日は、松陰神社の「幕末維新祭り」に行ってきました!あいにくの曇り空でしたが、何とか天気も崩れず無事にすみました。が、本日の東京は、うって変わって猛烈な夕立と雷模様・・・。以下感想です。
母といっしょに、古代オリエント博物館で開催中の「古代エジプトの美展」を見に行ってきました。そのあと、映画館で「大決戦!超ウルトラ8兄弟」も鑑賞しました(笑)。いやあ、楽しかった!!
以下感想です。(←かんそうと打ったら閑叟と変換したようちのパソ)
近デジをフラフラしてたら、思わぬ拾い物をしました。
谷壮太郎著「掌中東京名所図会」東京旭昇堂、明治14年
ぎゃああピンポイントきたー!!
明治初期の「東京」(←これ大事)ですよ!
もちろんばっちり版画図入り!!
ああもう、漸くニーズに応えてくれる本と巡り会えました。。
あとは官庁舎が収録されてることを祈るのみ。
あわよくば木戸邸sも。(欲張りすぎ)
まだ初っ端しか見てませんが、皇居の「二重橋」が扉絵でした。
二重橋の呼称は諸説あるらしく、ネットの海を泳いだら、
2つあるうちの後ろが二重橋だ、とか、
ふだんは眼鏡橋と呼ばれている橋がじつは二重橋だ、とか、
いや2つ橋があるから二重橋だ、とか、
諸説見受けられたのですが、この扉絵で見るかぎりでは、橋が2つで二重橋、に見えました。どっちの橋も似たような木橋だし、版画の構図的にも、両方の橋に画面の焦点が合っているっぽいし。
それともまさか、この時代からすでに、一般市民は二重橋の何たるかを知らずに好き勝手呼んでたとか、そういうオチなんでしょうか。
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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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