母といっしょに、古代オリエント博物館で開催中の「古代エジプトの美展」を見に行ってきました。そのあと、映画館で「大決戦!超ウルトラ8兄弟」も鑑賞しました(笑)。いやあ、楽しかった!!
以下感想です。(←かんそうと打ったら閑叟と変換したようちのパソ)
今回のエジプト展は、古代オリエント博物館が今年で30周年を迎えるのを記念した催しだそうで、イギリスのイートン・カレッジ及びダーラム大学所蔵品を展示。小規模な展示ですが、細工のきれいな護符や装飾具、カノポス壷、神像など、光彩を放つ作品が幾つかありました。
個人的にツボだったのは、猫のミイラを入れる容器(猫の形をしてるのです)と、マングース像(笑)。
人差し指ほどの大きさのマングースが、立ち上がって前足をひょいと持ち上げてるんです!な、なんて愛らしいんだあ!しっぽを巻いて寝ているワニの護符も笑えました。
エジプトの細工師は指先が器用なのか、やたら小さくて精巧な作品も多かったです。ホルス神を模った金細工なんて、さいしょ砂金かと思ったのに、虫眼鏡をのぞいたら、ちゃんとハヤブサの顔でびっくり。トトメス?世の象嵌用の横顔は、目の部分が抜け落ちてたけど、でも欲しい!と思ったくらい、とても綺麗な作品でした。
順路の最後はやはり、ミイラでした。いや、それは良いんですが、棺の横に無造作に置かれてる、この真っ黒な細長い物体は一体なに。。。なんだか人体の破片に見えるんですけど。。。なんか飛び出てるけどコレ、大腿骨よね?
訳分からないまま、近くのガラスケースに移ったら、次に展示されていたのは「ミイラの手」「ミイラの頭部」(人間)でした。じゃあさっきの絶対人体じゃんん!!
解説ラベルには、材質は「人体」、と書いてました。そりゃそうとしか言いようがないんだけど、博物館の人は誰も悪くないんだけど。
数千年前の人とは言え、ミイラをほかの彫刻品類と同じように、「ほほう、なるほど」と鑑賞するのは、ちくっと勇気が入り要でした。だってこの人もさ、数千年前に存命だった頃は、まさか自分の頭や手だけが数千年後、遠い僻地に空輸されて、ガラスケースに収められた挙句、未来人にじろじろ鑑賞されるなんて、思わなかったでしょうに。というか、たいていの人は、こんなの嫌がると思うんですよね。でも中には、べつに死んだ後ならどうでも構わん、って人もいるかも知れないですけど。ちょっと正視しづらくて、微妙にお辞儀してしまいました。ミイラに。
お昼とショッピングとお茶を楽しんだ後は、メトロポリタンプラザでウルトラマンの映画を見ました。なんでウルトラマンかというと、単に母がファンだからなんですが、これが予想以上に楽しめました。ネタばれになるんで詳細は伏せますが、夢を追い続けることの大切さをテーマに、ウルトラ兄弟が結束して戦に挑む、みたいな話でした。作品の構成とか精緻さを追求する人でなければ、それなりに楽しめるんじゃないかと思います。
ところで映画中ずっと気になっていたんですが、たしかウルトラマンは3分で星に帰らなきゃいけな(以下略)
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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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