本日は水道橋で野暮用をこなしつつ、夜は銀座で歌舞伎見物。後楽園ドームには、なぜかレイヤーさんがたくさん居られました。銀さんを6人も見かけちゃったよー!
歌舞伎のほうは、三島由紀夫の「鰯売戀曳網」を観賞。
要は一幕見だったんですけど。
正月ならではの目出度い雰囲気もなんのその、曽我も鏡獅子も完全スルーして三島だけ見ようなんて企んだ私は、もしかしなくても空気読めない奴だったかも知れない。来週見ようと思っていた昼の部は、ちゃんと席取ろうかしら。(←小心者)
鰯売りは初めて見たんですが、こんなに面白おかしいストーリーだとは思いませんでした。いや笑った!しがない鰯売りの若男が、美貌で名だたる上臈・蛍火ちゃんを五条橋で見かけ、すっかり惚れこんでしまうお話。ふつうだったら、泣けよ悶えよとばかりのドロドロ展開になりそうなものですが、いやホント、どこをどうすればあんな結末ができあがるんですか三島先生?
蛍火ちゃん、頭溶けてないか?
しかし古典だと言われても違和感感じないくらい、歌舞伎らしい歌舞伎。古典とか芝居の素養がないと、きっとこんなの書けないんだろうな。やっぱりすごいや、三島先生。
玉さまは、あいかわらず御美しゅうございました。眼福眼福!
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かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
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