忍者ブログ
設置者の設置者による設置者のための個人ブログ。日々の徒然&木戸公愛。
[76]  [74]  [69]  [67]  [66]  [65]  [64]  [62]  [60]  [58]  [57
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


周布さん伝、文久元年11月4日の項。
・・周布さん、中村九郎兵衛に、江戸藩邸に残っている自分の荷物を整理して送ってくれるように、とお願いの手紙を出す。

 
 
周布さんの奥さんが、周布さんの衣服を「残らず」江戸にいる本人宛に送ったところ、その直後に周布さんは久坂と出奔騒ぎを起こしてそのまま帰国を命ぜられたので、衣類は江戸にあるのに、本人だけが入れ違いで田舎に帰ってきてしまったそうです。
予想だにしなかった事態に周布さんも「家内共大きに当惑」と、戸惑いのご様子。
今やわずかに残った1、2枚の褞袍で、
 
「風寒之凌候而已」
 
うっ、厳冬の折にどてら1枚!
周布さん、かわいそう!!(でも何故かこみ上げる半笑
・・いやいや、人の不幸を笑っちゃあいかんわな。 
  
 
・・・で、江戸に向かう中村さん宛に、ともかく衣服だけでも先に送り返してくれるよう、現地で指示を出してくれませんか、とお願いしてます。
凍える周布さんに、中村さん、どうかご厚情を!


・・ところでこのとき、久坂氏はどこで何してたのだろう。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント
[06/13 山笑]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
かゆ
自己紹介:
某WJ雑誌で掲載中の幕末パラレルギャグ漫画にて、黒髪長髪和服の人に転倒し、すっかり深みから抜けられなくなったオタク。そして深沼の底にて木戸さんに出会う。「醒めた炎」はバイブル。あの本で同時に村松氏のファンにもなりました。今は一刻も早く読了したい。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
アクセス解析

Copyright (c)あやめわかたぬ浮世のなかに All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Photo by Kun   Icon by ACROSS  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]